御殿場海水浴場の南端が河口の相川。
その河口付近を散歩していた方から、津ボートレース場の裏手辺りの堤防下にペットボトルが1000本以上散乱していると、当会メンバーに通報があり、早速2級河川である相川を管理する県建設部管理課に連絡しました。
ちょうど6月が河川愛護月間であることから、13日(金)午後1時半から、作業をするとのことで、現場を見に行ってきました。
県職員20数名と津市からも建設部職員3名程が、約1時間かけてペットボトルや缶、プラスチックなどのごみを拾い集め、中にはタイヤやチャイルドシートなどの大きなものもありました。
アシが生い茂った中にも多くのごみがあり、干潮ではあるものの足場が悪く、総てを回収することは難しい状況でしたが、2tトラック2台に山積みのごみが回収され、堤防の上から覗いて見える範囲内は、かなりきれいになりました。
3年程前に一度アシを刈り取ったことがあり、その時にごみも回収しているとのことで、その後に溜まったもののようです。
車の通行ができない堤防でることから、不法投棄されたものとは考えにくく、はっきりとは分かりませんが、潮の干満に影響のある場所ではあるものの、海からの漂着物というよりは、大雨などにより市内あちこちから川伝いに流れてきたものであるように思われましたが、今後状況を観察・調査をしていくとのことでした。
少し窪んだ場所であり、地形的にそこに溜まりやすくなっているようです。
また、堤防とボートレース場の間にある、津市の管理する藤方排水機場にも多くのごみを見つけたので、市職員の方に担当部署への連絡をお願いしました。
ペットボトルや缶のごみを減らすにはどうすればいいだろう。
ドイツのようにデポジット制にして、購入する際に料金を払い、返却すると戻ってくるシステム以外に方法は無いんじゃないか。
しかもその料金は10円程度ではダメだろう。
せめて100円にすれば返却する人は多いだろうなどと、話しながら帰りました。