8月25日（土）、新雲出川物語推進委員会主催による「香良洲海岸清掃＆魚つかみ取り大会」が開催されました。例年は、海水浴場の海の家を拠点に開催していましたが、先の12号台風により海の家が倒壊してしまい、地引網や昼食交流会もできなくなるとイベント開催が危ぶまれましたが、香良洲漁協の好意により屋根のある魚市場を借りて実施されました。

当日は、台風通過後のすっきり晴れ渡った天候でしたが、残暑のきびしい中、内容の変更もあってか、参加者は94名と例年の1/3程度でしたが、開会式では前葉市長から如何に山・川・海が繋がっているかというお話もありました。砂浜に下りると、台風の影響で大きな流木が目立ち、砂に半分埋まったゴミもたくさんありましたが、皆でパッカー車1台分の可燃ごみと、トラック1台分の不燃ごみを回収できました。
　

清掃後は市場に戻ってお楽しみの魚つかみ取り。大きな水槽に放たれたウナギを子どもたちが追いかけたり、やっと捕まえたと思ったらスルリと逃げられたりで、大騒ぎ。それでも苦労しながら一人2尾ずつ捕まえて、専門業者の方に開いてもらって持ち帰りました。新サンマの振る舞いもあり、皆さん大喜びでした。
　

夏休みの思い出に環境にやさしいことがしたいと参加した子どもや、海岸漂着物について自由研究にしたいと参加した子どももあり、一人でも多くの方に関心をもってもらえるよう今後も活動していきたいとの主催者でした。