5月30日のゴミゼロの日に、津市豊が丘歩こう会の皆さんが地域内や県道649号線(亀山安濃線)沿いの道路脇を清掃されきました。
新雲出川物語推進委員会の会長・畑井さんが、地域の自治会の会合の席で道路沿いにゴミが多い話をされたところ、これまでも委員会主催の雲出川エコウォークに参加されていた歩こう会の方々が、地域のエコウオークも実施しようと計画されたものです。
当日は、晴天に恵まれた暑い日でしたが、19名が参集して2班に分かれ清掃活動を実施され、豊が丘への緩やかな坂道を談笑しながらゴミを拾いながらのウォーキングを楽しまれました。
県道沿いでは、かねてから営業車等が駐停車している道路脇のゴミが多く、また、叢の奥には飲料用の缶やペットボトルが大量に捨てられていました。また、弁当殻やプラスチック類もたくさん集まり、この道路脇だけで軽トラックの荷台がほぼいっぱいになってしまいました。
なかには、血圧計も捨てられていて、どうしてこのようなゴミが道路脇に捨てられるのか不思議な光景でした。
この他にも、冷蔵庫、洗濯機、タイヤなど、不法投棄された大型ゴミもありましたが、これらは搬出はできませんでした。
その後、高野尾地区に入り、あぜ道沿いを歩いてマルシェ「朝津味」で一休み。
豊が丘地区内では、たばこの吸い殻が結構捨てられており、通行する乗用車からのポイ捨てが原因と思われました。
最後は、集合場所となった公園に戻り、可燃ごみ、金属類、ペット類、プラスチック類、不燃物に分別を行い成果を確認されました。
エコウオーク参加呼びかけの中心となった寺脇公子さんと内堀芳子さんは、「地域のごみの多さに改めて驚きました。次回も地域のゴミゼロを目指してエコウォークをしたい。」と話されていました。
ちょっとしたきっかけで始まった活動、すばらしいですね。
そもそもごみを捨てた人が一番悪いわけですが、特に不法投棄された大型ごみの始末は、その土地の所有者が行うことになっていて、かなりの出費が必要となります。そのためにも所有者の方には、不法投棄されないよう草を刈ったり、柵を作ったりすることが求められていますが、なかなか進んでいないのが現状です。
もし、不法投棄の現場を見かけたら、車のナンバーなどを津市または警察に通報してくださいね。